BOWELS

腸内環境改善の相談

今日のお客さんは、お通じに悩むOLのみきさんです。

アスタ博士、抗酸化作用のあるアスタキサンチンですが、便秘にも関係あるのでしょうか?

いいところに目をつけてくださいました。実は、「アスタキサンチンを飲み始めたらお通じがよくなった」という体感がよく聞かれるのです。そこで、アスタキサンチンと腸内細菌の関係について調べてみると、とても興味深い研究結果が出てきたのですよ。

便秘になると、お腹が張ったり痛くなったりといった体調への悪影響だけでなく、お肌の調子も悪くなったりするので、女性は特に悩みますよね。

そうなんです。でも便秘薬に頼り切るのも抵抗あるし。ヨーグルトや繊維質の多い野菜を食べるようにもしているのですが……。 博士、ぜひそのアスタキサンチンの研究結果を聞かせてください。

便秘になるのは、 腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れるせい

「善玉菌」「悪玉菌」という名前を聞いたことがあると思います。ヒトの腸内には、カラダに良い働きをする「善玉菌」、増えすぎると悪さをする「悪玉菌」、そしてそのどちらにもなりうる大量の「日和見菌」が、絶えずバランスをとって存在します。

「悪玉菌」が増えすぎたバランスの悪い腸内環境になると、便秘になったり下痢になったりしてしまいます。腸内環境は、体の免疫にも関係しているといわれているので、病気になりやすくもなるといわれています。

そのとおり。さらに、悪玉菌が増えた環境になると、大量の日和見菌が悪玉菌にかわり、いっそう悪玉菌が増えるという、悪循環に陥ってしまうのです。

だから悪玉菌を増やさないようにすることが大切なんですね。

では、アスタキサンチンが腸内環境にどんな良い影響をもたらすのか、研究結果をみてみましょう。

アスタキサンチンが善玉菌・悪玉菌にもたらす影響は?

マウスを4グループに分けて、通常食と高脂肪食、それぞれにアスタキサンチンを添加した餌を与え、これらのマウスの糞中に出る様々な菌について調べました。すると悪玉菌の一種であるクロストリジウム・コッコイデスグループにおいて、興味深い結果が得られました。こちらのグラフを見てください。

「高脂肪食」で悪玉菌が増加していますね。

昨今、食の欧米化が問題になっていますが、脂肪過多な食事は悪玉菌を増やしてしまう傾向にあるのです。

でも、アスタキサンチンを一緒に与えたことで、上昇が抑えられていますね!

そのとおりです。さらに、アスタキサンチンを一緒に食べると善玉菌も増加傾向にありました。これは、悪玉菌が減ったことで善玉菌が増えることにつながったのではないか、と推測しています。

アスタキサンチンは吸収されず、腸を通過する!?

なぜこんなことが起こったのでしょうか。この写真を見てください。これは、さきほどの研究で高脂肪の餌を食べていた、マウスの糞の比較です。

あれ?アスタキサンチンを食べたマウスの糞は、赤っぽいですね。

そうなんです。これは実は、アスタキサンチンは体内に吸収されるものとは別に、吸収されずに排泄されることを示しています。油であるアスタキサンチンは、通常、腸で吸収されて様々な作用をするといわれているのですが、吸収されなかったアスタキサンチンが、腸内で発生する活性酸素を消しているのではないか?と推測できるのです。

便が赤いと、つい多く飲みすぎちゃったのかとか、体に悪いのかと思ってしまうのですが、吸収されないアスタキサンチンも立派に体に良い作用をしているのですね。

ちなみに、高脂肪食を食べていたマウスの糞の量も、通常食に比べて1/4でした。

おかげで体重はしっかり増えてしまっていました。この現象はなんだか人間と似ていますね。

いかがでしょうか?アスタキサンチンは腸内環境を新しいアプローチで整える可能性があるということ、おわかりいただけましたでしょうか。

今まではヨーグルトやサプリで乳酸菌を摂って、善玉菌を増やそうとしてきたけれど、悪玉菌自体を増加させないようにすることが、善玉菌を増やすことにつながるっていう考えなんですね。

そのとおり。いくら善玉菌をたくさん投入しても、住む環境が悪ければ、増えることも生き延びることも出来ません。アスタキサンチンは悪玉菌を減らして善玉菌が住みやすくなるという新しい考え方です。

酸化ストレスの強い女性たちを集めて調査した研究では、アスタキサンチンの摂取後、便秘のほかにも肌の不調や冷え性が改善した、という結果も出ているんですよ。

へー!そっちのお話も聞きたいな。

準備ができ次第そういった女性たちの悩みを改善するヒントもお話していきますよ。ぜひまた遊びに来てくださいね。

ありがとう博士。まずは便秘のために、今日からアスタキサンチンを試してみます!